2022.05.13

END展開催直前トークイベント「人生100年時代の死生観とは?」

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展覧会開催を記念し、これからの死生観について語り合うオンラインのトークイベントを開催いたします。ゲストには小説家の朝吹真理子さん、共同主催の東急株式会社から東浦亮典さん、配信会場となる日蓮宗・本妙院ご住職の早水文秀さん、そして本展キュレーターの塚田有那が加わります。

『きことわ』『流跡』などの著作で知られる芥川賞作家の朝吹真理子さんは、かねてより民俗学や歌舞伎など日本の歴史文化に親しみ、日々変容する人間のありようを描く作家です。本妙院の住職である早水文秀さんは、寺が本来持っていた「人が集まる場」という機能を現代にアップデートし、ライブやイベントなどを行っています。そして、東急株式会社の東浦亮典さんは、まちづくりの会社である東急が、これからの高齢化社会に向けてどのように人々と向き合うべきかを考え続けています。三者三様のゲストから、どのような死生観が語られるのでしょうか。

【概要】
トークイベント「人生100年時代の死生観とは?」
日時:5月18日(水)19:00〜20:30
配信:YouTube LIVE(視聴無料/配信後はアーカイブを公開予定)
   HITE-Mediaチャンネル
出演:朝吹真理子(小説家)、早水文秀(本妙院僧侶)、東浦亮典(東急株式会社)、塚田有那(END展キュレーター)

プロフィール

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朝吹真理子

1984年東京都生まれ。2009年、「流跡」でデビュー。2010年、同作で第20回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を最年少受賞。2011年、「きことわ」で第144回芥川賞を受賞。近刊に小説『TIMELESS』(2018)、エッセイ集『だいちょうことばめぐり』(2021)などがある。2012~14年、国東半島アートプロジェクトにて発表された飴屋法水(演出・美術)による演劇「いりくちでくち」のテキストを担当し、共同制作。

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早水文秀

1970年東京都大田区池上生まれ。立正大学仏教学部卒後、本山 比企谷妙本寺、日蓮宗宗務院奉職を経て平成20年9月朗栄山本妙院住職に就任。声明師会連合会企画部長。研聲会主宰。平成20年11月15日、紀尾井ホールの聲明公演に出演。平成23年9月10日、国立劇場「声明 十牛図」に出演。平成28年国立劇場「日蓮宗の声明」公演出演。寺が本来持っていた、人が集まる・情報発信をする場という機能を再び持たせたいと思い、本妙院を会場として開放し、コンサートや様々なイベントなどを行っている。

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東浦亮典

1985年 東京急行電鉄(現 東急)株式会社入社。自由が丘駅駅員、大井町線車掌研修経て、開発部門に配属。途中、東急総合研究所出向を経て、再び開発部門に復職後、南町田グランベリーモールの開発企画やコンセプト賃貸住宅ブランドの立ち上げなど、主に新規事業開発を担当。執行役員として、都市開発の戦略事業部長、運営事業部長、渋谷開発事業部長を歴任後、現在はフューチャーデザインラボと沿線生活創造事業ユニットの管掌役員。著書に『私鉄3.0』(ワニブックスPLUS新書)など。

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塚田有那

一般社団法人Whole Universe代表理事。編集者、キュレーター。世界のアートサイエンスを伝えるメディア「Bound Baw」編集長。2010年、サイエンスと異分野をつなぐプロジェクト「SYNAPSE」を若手研究者と共に始動。2016年より、JST/RISTEX「人と情報のエコシステム(HITE)」のメディア戦略を担当。2021年、展覧会「END展 死×テクノロジー×未来=?」を主催。同年、岩手県遠野市の民俗文化をめぐるカルチャーツアー「遠野巡灯籠木(トオノメグリトロゲ)」を指導。近著に『RE-END 死から問うテクノロジーと社会』(高橋ミレイと共同編著、2021年人工知能学会AI ELSI賞を受賞)、『ART SCIENCE is. アートサイエンスが導く世界の変容』(共にビー・エヌ・エヌ)がある。

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